教科書に書いてない解剖学!

私たちが知っている知識はほんの表面・・・・・の一部の物で、掘り下げていくと、面白い事に気づく。

暗記ではなく考える力、想像する力があれば、従来の常識はかわる!!

大胸筋
は、「上腕を内旋する。上腕を内転する。上腕を屈曲する。」と教科書に書いてある。

しかし、多くの人は大胸筋が上腕の外転を助ける事を知らない。

大胸筋は上、中、下と、3つにわかれているが、上腕が外転し、80度を超えるあたりから、大胸筋の鎖骨部「上)は収縮し、外転を助ける。

考えれば、誰でも、わかる事だが、考えないとわからない事でもある。

今度は、小胸筋
・・・・・・・は、「肩甲骨を下制する。肋骨を挙上する。」と書いてある。

しかし、ある条件では、小胸筋は肩甲骨を挙上します。

胸郭を固定した状態では,小胸筋は肩甲骨を挙上します。

胸椎の側屈とトランズの連動があれば、小胸筋は肩甲骨を下制します。

意図的に、胸郭の動きを固定、または、胸椎の可動域が小さい人「高齢者??」は、小胸筋は肩甲骨挙上のために使われます。

歳をとると肩が前に入り、猫背になり安いのはこのせいかもしれません。

学生の皆さんは、テストでは教科書通りの答えを書いてくださいね!!

上腕肩甲リズムの矛盾にしても、最近みんな気付いてきている!!

100年前ぐらいの知識で書かれた教科書は、そのうち書き換えられないといけないだろう!!

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