局所だけではなく、全体を診る!! 手技の教育のレベルUP!!

「テニスでサーブをするとき、手を上に振りかぶるとき、背中が痛む症例。」

昔だったら、痛い場所周辺の関節。例えば胸椎の8番を施術したりその周辺の筋を施術しただろう。今でも、痛い場所しかアプローチしない治療院が多いと思う。

しかし、その原因を将棋でいう2手先まで考えると、症状改善が、良好となる。

過剰な伸展が胸椎8番あたりにかかっているので、そのストレスを分散させるにはどうするかを考えてやればよい!!

一手先ならば、サーブ時に骨盤を前方移動させるようなコーチングで、脊柱、背部の筋へのストレスを激減させることができる。

二手先ならば、細部時の足首の屈曲伸展を聴き手に合わせて、PNFする。

三手先ならば、手や足の指先から、アプローチする。

これが専門学校で、行われている実技の授業である。レベルUPしてきたと思う!!

素晴らしい講師陣が育ってきている。

かたや、整形の分野では、映像診断がメジャーになり、局所の追及ばかりで、「それはなぜそのような結果になったか??」と考える教育が行われていない!!膨大な知識を暗記することで大変だろうが…

人の生死にかかわる、切ったりはったりは「お医者様様である!!」

「運動器にかかわる筋や関節の障害は、手技療法が優れている!!」ということを業界全体がレベルUPして、認知度をより一層高めていかないといけない!!

確実にITで、業界全体のレベルはUPしてきている!!

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