脳神経障害の後遺症で片麻痺が起こる。左半身が不随した人は、左半身にウェルニッケ-マン肢位 が現れる。
不随している状態は、麻痺して筋肉の力が抜けている状態ではなく、筋肉には常に力が入っている状態である。表層の感覚は鈍っている。
関節は硬縮し、可動域は完全に制限される。
中枢性の麻痺では、腱反射は亢進し、痙性麻痺(筋の硬縮」となるが初期には、弛緩性麻痺(筋は緩んでいる)である。
初期で、力が入らないと焦って、リハビリをすることで、筋の硬縮が進み、浮腫、関節硬縮と悪循環を起こし、完全なウェルニッケ-マン肢位になってしまう。
初期段階では、関節も、筋肉もまだ柔らかい状態なので、無理に動かそうとしないことが、予後…筋、関節の硬縮を防ぎ、リハビリも上手くいくそうである。
廃用性の筋委縮(長期間筋肉を使わずに筋委縮が起こる。)は稀のようです。初期は無理せずに他動的なリハビリぐらいで抑えた方が良いかもです。
硬縮を促進させる要因の一つが「浮腫」でもある。
筋トレをするとポンプUPします。筋肉に間質液が流入するからです。中枢性麻痺ではこの状態から、間質液が筋肉から抜けることが困難になります。
リンパ、間質液は耳回し健康法の佐藤先生
が解りやすく解説されています。この業界を進化させてくれる歯科の先生です!!
中枢性麻痺と比較したいのが、末梢性麻痺と完全麻痺です。弛緩性麻痺で、筋委縮が起こります。(筋が委縮して、脚が細くなっていく。)筋肉は、使わなくても、浮腫は少ないです。
長期入院した人は経験あると思うのですが、長期間、脚を使わなければ、脚は細くなります。WW健康的ではないですが・・・・
筋肉を全く使わない方が、浮腫はないように思うのですがどうでしょうか??
しかし、浮腫の改善には筋肉を使いましょう、動かしましょう!!と巷では、言われています。
その疑問に近いうちに迫っていきます!!
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