膝蓋跳動テストは必要か??

整形学テスト(オ―ソぺディック テスト)は、50年以上前に外人さんが、思いつきで創ったもので、その指標が正しいか?は再検討しなければならない。

膝蓋跳動テストも20年ぐらい前に学校で習ったが、実際に使う事がない。「そんな手間のかかる事をしなくても、膝窩の関節苞を触診すれば、一目瞭然じゃない??」

関節抱内に過剰な液があれば、膝窩を触診する「hori test」をすればすぐにわかる。WW

(整形外科のテスト法には、個人の名前が付いている!!)

今日講義の時に、「膝蓋跳動テストは本当に関節抱内の滑液を寄せ集めているのか??」と生徒たちの間で議論になった。

「教科書に書いてある事や講師の言った事に疑問を持つ!!」

という、素晴らしい場面に出くわす。

実際は「膝蓋上陥凹」にある液を集めている。これは関節抱内にあるので、講師や教科書に書いてある事が正解である!!

このように疑っていくことで、いろんなことを学ぶ事ができる。

膝窩にある膝窩筋陥凹は関節苞の一部である。滑膜とも交通していると思うので、過剰な滑液が出来ると関節苞の膝窩も腫脹する。

大腿前面部の膝蓋上陥凹を触診するよりは、筋肉がない分だけ、腫脹の具合がわかりやすい。膝蓋跳動テストのように寄せたりとかの手間が省ける。

ホリテストは誰でもやっている事だろうが、マー、名前が付いていないから私の名前をつけておく。WWW

前十字、後十字靭帯からのまとめとして、関節苞は想像したよりも大きい!!

講師の言葉違いで勉強になったが、「前十字と後十字靭帯は関節抱内にある!!しかし、滑膜外にある!!」

これが正解かな??

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