顔の歪みは噛み癖から?背骨から?

顔の歪みの矯正で来られる女性の多くは、左右の顔の大きさの違い、顎に歪みがある。

首から上だけの施術でも、十分顔の歪みは取れるが、それを維持するには、首から下の全身を診る必要がある。

そもそも、「なぜ顔が歪んだか?」を考えると、顔より下にある関節で、

左右のバランスを補うことができなかったからである。

人間は脳を安定した位置に維持するために他の身体部位を犠牲にしている。

座位、立位の時に人間は、目線を水平にしておきたい!!



例えば、足関節に問題があったとしても、骨盤や背骨を歪ませることで顔の歪みを最小限に食い止める。

逆に、噛み癖があったとしても、(右ばかりで噛むとか)、背骨を歪ませることで、顔の歪みを防ごうとする。


人間は土台が歪んだとしてもトップ(脳、頭蓋)を安定した位置に保ちたい!!



顔の歪みが大きい人は、身体も大きくゆがんだまま、背骨の関節の可動性を失っている。

顔から下が固まっているため,下顎や顔面頭蓋で全身のバランスをとっている。

答え・・・顔の歪みは、噛み癖よりも、脊椎関節の硬さが大きい影響を及ぼしている!!


頭蓋からの矯正だけで、骨盤や背骨が左右均等になる!!

その変化に、患者さんは驚かれる。

しかし、それは一時的であり、やはり維持するには、全身を診ていかなくてはいけない”!!

頭だけではだめだし、背骨だけでもダメだ!!

人間は全身を使って体の歪みを分散し、補正しようとしている!!


顔が歪んでいるということは顔から下もかなりひどい状態である!!



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