慢性の肩こり、腰痛は筋肉を直接緩めない!!

筋肉がいつも硬くて慢性の腰痛や肩こりの人も、それらの症状を全く感じないときがある。

それは、筋肉が固くて循環障害があるから肩こりや腰痛があるのではなく、他の要素が考えられる!!

自律神経によって、直接症状として、表に現れやすいのは内臓と筋肉である。

また、皮膚や瞳孔を始め全身に影響を及ぼす。

交感神経優位の状態が続くと、内臓の血流が少なくなり、腹痛になることがある。

また、交感神経優位で筋肉自体には、血流は豊富でも、皮膚から筋膜にかけての表層の循環が悪くなり、肩こりや腰痛の原因となる。

副交感神経優位の状態だと逆の作用がある。内臓、皮膚表層の循環がUPする。

通常、日常生活において、交感神経優位になったり、副交感優位になたり、交互に波のように入れ替わる。



仕事中は交感神経優位、食事の時は副交感、運動の時は交感、睡眠時は副交感!!

このONとOFFの切り替えがうまくいかなくなると、肩こりや腰痛ならまだしも、内臓の障害にも発展する。

鍼灸や最強圧の刺激は、自律神経が過剰に亢進して副交感、交換神経の入れ替えスイッチが壊れた状態を、強い刺激によって、回復させる。

 


微圧やアロママサージは、副交感神経に働きかけ、自律神経の正常化を目指す。



逆に、鍼灸や強圧は、交感神経に働きかけ、自律神経のスイッチを正常化する。



強い刺激により過剰に交感神経優位にさせ、オーバーシューティングさせ、副交感優位に導き、正常化する。

例えば、ジェットコースターに乗って興奮した後、爽快感があるのに類似する!!


これは神経細胞の伝達や筋の収縮メカニズムとよく似ている!!

  


細胞が刺激を受けると一挙に、この負の電位差が小さくなって、ついには逆転して正の活動電位をとるようになる。(オーバーシュート)これを膜の興奮と言う。

膜電位にたとえるなら、鍼灸や最強圧は神経、筋肉の膜電位をオーバーシューティングさせることで再分極、(興奮が収まり)、過分極し正常値に戻る。

自律神経の調整ににおいて、個人差で、交感神経を刺激した方が効果が高い人もいれば、逆に、副交感を刺激した方が良い人もいる。

両方をうまく使い分けるのが一番ベストである。

4DSでは、微圧も施術の一部に常に存在する!!

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