下腿の動きの主動力は体幹にあります。直線的な歩行時走行時の股関節、膝関節、足関節での動きは、
体幹の動きの連動動作で、微小のエネルギーで動いています。
脚部を魚の尾びれに置き換えて、想像してください。尾びれには筋肉がなくても、体幹の筋の連動により左右に尾びれを振っています。
下腿は体幹主導の詳細リンク下
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11875651082.html
下腿の筋肉の役割は、弾性エネルギーを生み出す機能、
すなわち、ゴムまりが跳ねる、ニュートンの作用反作用の法則で、歩行、走行しているといっても過言ではありません。
大腿部を上げるという動作をした時、大腰筋が主動筋となり、骨盤が引きあがります。
この時、大腿骨は、内旋内転します。

上写真の ボルトの右大腿部は内旋内転しているが、これは筋によるものではなく、位置エネルギーによるもの!!
しかし、これは大腿部の内旋筋、内転筋群が収縮して起こったものではなく、位置エネルギーによって、結果として収縮したものです。
位置エネルギーとは、ボールを板の上に載せて、板を斜めにするとボールは転がる。
骨盤が斜めになったから、股関節が内旋、内転しただけです。
これが膝や足首にも、当てはまります。
すなわち体幹の動きがおかしくなると、膝や足首の動きもおかしいことになります。
下腿の関節の動きは体幹と連動しているので…
全身が連動して動く螺旋の走法…下記リンク
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11874167240.html
膝の障害のある人は必ず体幹から治して行く必要があります。
正しい歩行は、最小のエネルギーできるように創られています。
局所的に下腿の筋を鍛える行為がばかげていることが想像できます。
中国から南米ペルーまで、歩いて行った先祖たちは省エネの歩行ができていたことが想像できます。
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