ある程度の年齢(70歳ぐらい)になったら、脊柱管の狭窄は、有ってもおかしくない。老化の一つである。
下記のリンクは、脊柱管狭窄症の患者さんの急性期(間欠性跛行)のMRI映像 と完治した後のMRI映像です。
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11300361308.html
脊柱管の狭窄は、症状改善後も、全く改善してない!!
しかし、最初は、車いすで来られていた患者さんは、普通に散歩や運動も始められ、腰痛も感じられないぐらいになられた。
改善の経緯 下記リンク
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11300229498.html
この程度の狭窄があったとしても、症状とは直接的には関係ないことが判る。
それでは何がトリガーとなって、脊柱管狭窄症の症状(両側のしびれ、間欠性跛行、腰の激痛)を起こしているのだろうか?
症状の一番の原因は全身的な筋拘縮によって起こっている。
臀筋、ハム、背部に至っては、ギンギン(スパズム)の硬縮が、起こっている。
ギンギンの筋硬縮 は、循環性拘縮と神経性拘縮も同時に起こることで発生している。
両側の足のしびれや間欠性跛行は、循環性拘縮と神経性拘縮による末梢神経のイントラップメントとによって起こる。
痙縮、固縮などの中枢神経の症状は、どのようにして起こるか?
「脊髄の圧迫は、脊柱管狭窄によって起こっていない!!」ことは確かである!!
全身の循環障害により、脊柱管内の髄液も浮腫状態となり、脊柱管や神経根内の髄液により、
局所的でなく全体として脊髄を圧迫しているため、多少の中枢神経症状が出ているのかもしれない。
循環性筋拘縮がなければ、脊柱管狭窄があっても、症状は現れないだろう!!
また、腰椎の2番以下の狭窄は馬尾神経なので、特に影響を及ぼさない!!馬尾神経は柔軟性があるからだ。
脊柱管の狭窄も症状の要因かもしれないが…循環障害と、筋拘縮が同時に起こらないと、脊柱管狭窄症の症状は起こらない!!
次回は脊柱管狭窄症の治し方をかきます!!
つづく・・・
このブログは連載しています。
第一話 下記リンク
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11895242899.html
第二話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11895427355.html
第三話
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