学生さんから、「どこが狭窄しているのか??解説してください!!」 というメールが来たので、患者さんも白黒写真で何が何やらでわからないと思うので、
解りやすく??説明します。
腹 症状がひどい時のMRI 背 腹 症状が改善した時のMRI 背
(しかし、狭窄部は存在する。)
白い中に「1」と書いてあるところが腰椎の一番です。「5」と書いてあるところが腰椎の5番です。
数字は書いてませんが、1の下に2,3,4,5、と白い四角の所に背骨のボディーがあります。その間に、黄緑の輪の椎間板があります。
柿色の間に脊髄(神経)があります。
赤の四角の部分が椎間板の膨張やその後方にある後縦靭帯の肥厚で脊柱管を狭めています。
椎間板に続く黒いとげのような部分が脊柱管を狭くしています。
腰椎の3番と4番の間の黒い凸が、脊柱管をひどく狭窄しております。
グローバルな構造では、症状改善後に、生理的腰椎のカーブが少し表れている事がわかります。
腰椎の脊髄部位は馬尾(ひも状の束のような神経)なので、どれだけ狭窄がひどくても影響があるか疑問です??
狭窄部が症状と直接的に関係ないのは事実です。
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