セミナーや治療院の施術では、「痛みなくなりましたか!!」と聞くと、
7,8割の人が「痛みなくなりました!!」「楽になりました!!」と気を使ったり、その場の空気を読んで、実際には痛くても、痛くない言動をする。
本当に純で、正直な人は、本当のことを言ってくれる。有難い患者さんでもあり、治癒しにくい患者さんでもある。
気を許した身家を治すのが、通常の患者さんより、難しいのは、ここにある。
患者さんが、「治った!!」「痛くない!!」という言葉を発することで、脳が同調して、治癒の方向に行く事が頻繁にある。
気を許した身家の人は、少しでも痛いと「まだ痛い!!」と言う。
「まだ痛いという状態」で終わらせては、治癒は遅くなる。
最後に「あれ、痛くない!!」と言わせたら、そこで終わる!!
そうすると、スムースに治癒が進む。
身家よりも一番正直なのは自分の体である!!
私自身、肩こりはないが、首を屈曲や伸展、回旋すると、左の方が突っ張る事がある。
最近、自分で、チット触るだけで、突っ張りや痛みを解消できる。
関節にアプローチせずに皮膚表面だけのアプローチでよい。
理屈はストレイン、カウンターストレインと一緒なのだが、一瞬で済むので非常に便利である。
これは思ったよりも患者さんに有効である!!
急性のひどい症状には、有効でないかもしれないが、まだ突っ張るとか、痛いぐらいなら簡単で便利である。
11月のセミナーで、その理論と手法を紹介いたします!!
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