「学校や教科書で勉強した可動域検査やMMT(筋力検査)をするから、患者さんの体は悪くなる!!」
悪くなることはないが、効率的に良くなる機会を減らしている。
「一つの関節の動きは全身で行われている!!」
言い換えれば、「一つの関節の動きは全身で力を分散して、全身で補正運動をしている!!」
AK(アプライドキネシオロジー)の本の中のMMTを見たときから、明らかにおかしいと、十数年前から思っていた。
・・・・補正運動をすべて制限して、一つの筋肉の力を調べるやり方。
補正運動がなくなった時点で体は障害を起こす!!
スタッフに股関の内旋、内転時痛の患者さんをどのように治したか聞かれる。
スタッフ・・・・「ずっと私が診ていても治らなかった股関節の痛みをどうやって一回で治したのですか??」
私・・・・「!動かし方を変えただけだよ!!股関節を動かすときの支点を股関節の骨頭ではなく、腰椎の一番ぐらいに持って行っただけ!!」・・・・と動かし仕方を教える。
私は今コーヒーを飲んでいるが、コーヒ―カップを口に運ぶだけで、足の指先まで力が伝わっていることを感じる!!
不自然な動きを自然に戻すだけで、痛みはなくなることが多い!!
視点と支点を変えることは手技療法では重要である♪♪
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