朝5時に起きて肩関節を2時間ぐらい触診、動診・・・・
痛くないと真剣にできない!!肩鎖関節脱臼」のおかげで多くのことを学ぶ!!
知っているようで何にも知らない肩の機能構造学!!
複雑である!!
いっぱいありすぎて今回だけでは書ききれないのだが…まず一つ・・・
座っていて、立ち上がるとき、腕で体を持ち上げると、肩鎖関節に激痛が走る!!
機能構造にどのような動きをしているのか考察!!
手のひらを地面について、肘屈曲位から伸展位にして、上体を宙に持ち上げる動作。
まず、肩甲骨をと鎖骨を固定するために、大胸筋、広背筋など大きい筋肉が硬縮する。もちろんインナーマッソル全部硬縮で、50キロぐらいある半身を支えるために、肩甲骨、鎖骨、胸郭を固める。
そして、初めて、上腕三頭筋が収縮して上体をおもち上げる!!
お――なるほど精密だ!!
鎖骨下筋…なんていらない!!…と思うほど解剖学では無視されている。WW
肩鎖関節脱臼になって、初めて思ったことは、
「鎖骨下筋 いつもありがとう!!」
普段無意識で行動しているとき、結構役に立っている。
上体を持ち挙げたり、体を支えるとき鎖骨や肩甲骨を固定するときに収縮!!
安定させる。
「よっこらせ!!」と坐った状態から腕で支えて立ち上がるとき、肩に激痛が走った時にはつらかった!!
鎖骨を下方に引っ張ることで、上腕拳上の安定性を保つ。
また上腕伸展時には、鎖骨を下に引き下げ肩甲骨と上腕を伸展させる補助をしている!!
一つの失敗で100を学ぶ!!
肩甲骨と鎖骨の役割の違い!!
棘上筋が上腕骨骨頭を押さえつける意味!!
脱臼時の革新的な固定法!!
今回の脱臼で、肩関節の機能解剖学が深くなった!!
運動学や教科書は表面だけで、何も語っていない!!
痛いからこそ深く探究できる!!
「痛みよ有難う!!」
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