朝起きた時、手が痺れている事がありませんか??
感覚がないというより、正座をして足が痺れた時のように「ジンジン」します。
しかし、起きて、10分ぐらい経つと、痺れは消え、感覚は正常になります。
朝起きた時の痺れが気になって、病院に行って、MRIなどの映像診断をされたとします。
もし、頚椎のヘルニアや狭窄が見つかったら、手術を薦められる可能性があります。
しかし、このケースの症状では、首には全く問題がない事がほとんどです!!
「映像診断で、ヘルニアや狭窄があったとしても、症状がない人は半数以上です。」
すなわち、「朝起きた時だけの手の痺れは、ヘルニアや狭窄が原因ではない!! 」 と言えます。
手の痺れは、足の痺れと同様に体重による血管や神経の圧迫!!と考えられます。
例えば、横に寝た時に右肩を下にして寝ます。その時に上半身の重さが腕の神経と血管を圧迫します。
それが痺れの原因の可能性があります。
自己診断法・・・・横に向いて寝て時、下の肩を前方か後方にずらし、上体の重みがない状態に保ち痺れがなくなれば、(10分以上)「正座と同じような現象で、痺れが起こっている。」と判断できます。
加齢と共に血管や神経は、堅くなっていきます。
また、内科的な原因も考えられます。糖尿病などでは、神経が過敏になり痺れやすい状態にありますので、血液検査などが必要かもしれません!!
横向きで寝られるときは、寝方を工夫されて、肩をずらして、肩甲骨の方を床につけるか、胸の方(三角筋前部)を床につければ、神経、血管の圧迫は、防げるかもしれません!!
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