梅雨のぎっくりの原因は?

暑いと循環がよさそうなのに、梅雨、夏時にぎっくり腰が多くなります。

特に重い物を持たわけでなく、長時間同じ姿勢をしていないのに、朝から突然歩くのも困難な腰痛に見舞われる患者さんが多いです。

梅雨時は、温暖の差が激しくなり、昼は,じめじめと暑い!!夜朝方は冷える!!

昼のじめじめ感を回避するために、薄着で寝たり、扇風機をかけっぱなしで寝たりします。

夜中や朝方には体が冷え切ってしまいます。

私自身はぎっくり腰になってませんが、朝起きて脚がだるいことがあります。

自分のお腹や臀部を触診すると、かなり冷たいことがあります。

この時期にぎっくり腰になる人は、構造的に睡眠時に負担がかかっている人が多いです。


元々反り腰の人は睡眠中にも腰部に負荷がかかっており、冷えが重なり、筋が硬縮し易くなっています。


このような場合ちょっとした寝返りなどで、腰をひねりぎっくり腰になる可能性があります。

最初の違和感、痛みにより、自己防衛本能が働き、腰周辺の筋が硬縮します。

それにより腰部の可動域が制限され、ぎっくり腰が完成します。


昨日の患者さん、治療ベットに、痛みのため、うつ伏せにも仰向けにも寝ることができない。

座位で電気治療。やっと、うつ伏せに寝ることができる。

触診すると臀部がかなり冷えている。

経験不足の施術家が陥るミステーク・・・・

臀部が冷たいので、腰部は常温にもかかわらず、「熱を持っている。炎症が起こっている!!」


と勘違いする。


重症=炎症ではない!!


昨日の復習になります。下記参照・・・

http://ameblo.jp/creaidea/entry-11879777581.html

自己防衛本能による筋硬縮・・下記参照

http://ameblo.jp/creaidea/entry-11879217020.html

http://ameblo.jp/creaidea/entry-11871762123.html

臀部の緊張をとり、認識療法により、屈曲、背屈、回旋で痛みが無くなったことを脳に認識させることで、帰りには、すたすたと帰って行かれた。

患者さん・・・「お風呂入っていいですか?」

私…「お風呂でゆっくり温めてください!!」と答える。

捻挫や骨折などにより明白に腫脹が求められる場合は、温めることは禁忌である!!


再度、ぎっくり腰=炎症ではない!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です