椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症…治りにくい腰痛に共通しているのが腹壁圧が高い!!
通常、仰向けで寝た時、腹部はリラックスして柔らかい!!
しかし、重症の腰痛患者は、腹部が硬い事が多い!!
なぜ、腹部が硬くのだろうか??
「脊髄終糸症候群の矛盾の証明」の連載の続きを書いている。今日は第4話である。
第一話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11905561703.html
第二話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11905759341.html
第三話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11905919027.html
答え・・・・
1、自己防衛本能のため、または痛腰をかばうために、腹部に継続的に力が入っている。
2、表層のリンパの循環の悪化、内臓のリンパの循環不順による内臓のむくみ!!
3、交感神経優位のための筋拘縮と内臓拘縮??
上記の3つの事がミックスして腰痛時の腹部の圧を高めている。
脊柱管狭窄症の記事で書いている神経性拘縮と循環性拘縮が同時に存在した時と同じ現象である。
すなわち、循環性拘縮がある場合、脳髄液の圧も高い可能性がある。
なぜ、重症の腰痛から膀胱直腸障害(頻尿、便秘、下痢など)などが起こるのでしょうか??
腹圧による内臓圧迫と、脊柱管内の圧の上昇により、脊髄自体の機能が敏感になって、しびれや放散痛、内臓の機能障害を起こしやすくなっている。
脊髄終糸症候群で起こるといわれる膀胱直腸障害 は、脊髄終糸の脊髄の牽引がなくても、上記の条件が重なれば、起こります。
これは、脊柱管狭窄症において、脊柱管の狭窄が間欠歩行や痺れ、膀胱直腸障害を必ずしも起こしていない。
なぜなら、脊柱管狭窄症の症状が治っても、脊柱管の狭窄があるケースが多い!!
これは、脊髄終糸症候群でも同じことが言えます。
脊髄終糸が脊髄をけん引することで脊髄神経の機能障害が起こることは考えられず、
複合的な、神経性拘縮、循環性拘縮が内圧を高め、膀胱直腸障害を起こしていると考えた方が自然である。
根本的に、脊髄終糸が脊髄を引っ張るということも疑問がある。また引っ張ったとしても、単独で膀胱直腸障害を起こすとは考えれない!!
続く!!
脊柱管狭窄症ブログは連載しています。
第一話 下記リンク
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11895242899.html
第二話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11895427355.html
第三話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11895915968.html
第四話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11896399074.html
第五話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11896907186.html
第六話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11900412306.html
第七話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11905561703.html
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