斜角筋症候群における 静脈、筋、動脈、神経 の配列は? 必 G

語呂合わせ・・・・・VAANM  バ――――ン

鎖骨下静脈、前斜角筋、鎖骨下動脈 、腕神経叢、中斜角筋が第一肋骨の上に並んでいます。

斜角筋群と頸椎の横突起から始まり前斜角筋と中斜角筋は第一肋骨に付着します。

後斜角筋は第二肋骨に付着します。

英語で静脈は Vein 動脈は Artery 神経は Nerve  です。

鼡径靭帯の時の配列と一緒で、内から 静脈V 動脈A 神経Nと一緒ですが、

静脈と動脈の間に前斜角筋が入ります。


ちなみに前斜角筋は英語で  Anterior scalene muscles   です。

Anterior は前方を意味します。

そして、中斜角筋は英語で、・・・・・・Medial scalene muscle  です。

V A A N Mの最初のAは前(A)斜角筋  2番目のAは鎖骨下動(A)脈になります。

最後のMは、中(M)斜角筋です。

前斜角筋と中斜角筋の間に鎖骨下動脈と腕神経叢が通り、その穴を斜角筋隙と言います。

この穴が何らかの原因で、狭まって、

神経や動脈を圧迫して肩から上肢にかけての感覚異常、脈拍低下、皮膚温度低下、血圧低下、レイノー現象などの血行障害を

斜角筋症候群と言います。

ちなみに英語で、scalenus syndrome  です。

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