水の溜まった膝は圧が高くなる。膝の関節包も刺激するし、表面の皮膚までもが内から刺激される。
整形では、水(滑液)を抜くことで圧を下げようとする。一時的には、症状は解消するかもしれないが、根本的な部分が改善してないので、また膝に水がたまる場合が多い。
手技では、過剰な滑液を戻るべき心臓に戻すことで圧を下げようとする。
腹部、胸部、頭部の圧を下げれば、自然と過剰な膝の水は上半身へと流れる。
まず腹部の圧を下げれば、受動輸送で、滑液は上半身へ運ばれる。
腹部を陰圧に保つために、胸部や頭蓋にも働き掛ける必要がある。
頭蓋は井戸のポンプの役目をしている。
頭蓋が動くごとに、下半身からの古い体液を上にくみ上げ、血管から、また、新鮮な体液が浸透する。
この繰り返しで正常な循環が起こる。
膝関節症は、まず腹部、そして頭部に働きかけることで、循環系の症状(膝に水が溜まる)は改善される。
それではなぜ、膝痛は右ではなく、左に起こったのか??何故、左の関節包の圧が高くなったのか??
これは構造の問題である。 圧の治療もし、構造的な施術もする。しかし、膝は触らなくてよい !!
つづく・・・・・・
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