昨年の冬ごろは歩くのも困難だった脊柱管狭窄症の患者さん。
最近は台所に立ったり、畑をしたり、散歩をしたりと、通常通りの日常生活を送っておられる。
夕方になると左右の臀部に違和感をまだ感じられる。
普通の慢性の腰痛の人よりは楽な感じである。
最初はブロック注射と施術併用されていたが、私の説得があってか??手技療法だけに専念される。そのころから症状の改善が大きくなる。
一回目は失敗したとしても、3回打っても効かないブロック注射は意味がない。速攻性がないといけない!!
この患者さんが昨年のMRIの画像を貸してくれる。↓
かなりひどい狭窄が2か所ある。映像より上にも、もう一つあると言われていた。
近日、私のデーター撮りのために、MRIをとってくれるそうである。(感謝!!)
私の予測としては腫れが引いた分、凸は小さくなっているがまだ狭窄部は存在する。
狭窄症は炎症期には狭窄がひどくなり症状が悪化するが炎症が引くと症状は安定する。
また炎症期には髄液の循環が悪く、脊柱管内の圧が上昇する。これが症状の一番の原因である。
構造的な狭窄が症状を引き起こすのではなく、循環障害が症状を引き起こす。
今度の検査で狭窄部が以前と変わらず圧迫されていたら、脊柱管の狭窄が、症状を引き起こしていない
という証拠の一例となる!!
どっちに転んでも楽しみである!!
しっかりデーターを蓄積し、新たな治療法の確立のお手伝いをしたい!!
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