指圧などの筋へのマニュピュレーションは筋肉を固くするか??

答えは・・・・NO である。

最近、カイロやオステの先生のブログを読む機会が多くなった。

「指圧やマサージなどで、多く筋肉を刺激すると、逆に筋肉が固くなる!!」また「続けるともっと強い刺激を求めるようになる!!」・・・・・・とよくブログに書いてある。

これって、本当なのだろうか??誰も検証したことのない仮説でしかないだろうか!!

その裏を読むと、「バレンタインにはチョコレートを贈りましょう!!」とか「節分の日には、巻きずしを食べましょう!!」と同じ様な商売的なキャッチコピーではないだろうかと思う。

私も昔は同じことを言っていた。「マッサージしても、根本的なことは変わらないので、骨格を矯正した方がいいですよ!!」・・・と私の言葉ではなく、同業者が同じ様なフレーズを言っていたので、真似していっていた。WW

「マッサージで使うお金をカイロで使ってもらおう。」という商売的な戦略が業界の中で無意識のうちに働いている。

実際、生体物理学的にはどうか??

筋の損傷がない限り、筋へのマニュピュレーションは筋を柔らかくする。皮膚や筋の性質はばねやゴムと一緒なので、圧を加えると伸びる性質にある。

週、3回以上、エステや指圧などの皮膚や筋へのマニュプレーションをしている人の体を触ると、表面はふにゃふにゃである。

週一回では、そんなに大きい違いは診られない。

回数をこなすほど、皮膚や筋肉は柔らかくなる。

ライバル業種の言われている言葉・・・・「多く筋肉を刺激すると、逆に筋肉が固くなる!!」は間違いである。

しかし・・・・・触診をしていて不自然さを感じることが良くある!!

「表面はこんなに柔らかいのにので深部はなぜこんなに硬いの??」

アンバランスで不健康に感じる。

表面の間質液(リンパ)循環が良くても、奥にあるリンパの循環が悪い!!それは脳髄液であったりもする。

リンパ管で一番大きい胸管の幅はわずか約1センチメートル。大動脈は3,4センチはある。

盛り上がってきましたが??・・・・次回へ続く・・・・

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です