初日目は抱きかかえられるようにして、治療ベットまで来られたが、2回目は、一人で杖をついてすたすた介助なしで歩いてこられた。
認識療法が効いてた!! 嬉しい瞬間である♪♪
実は、右肩も外転30度ぐらいしか上がらない!!脚が動かなくなって、3日後くらいに痛みで動かなくなったそうだ。
初日目は時間がなくて右肩は治療していない。
2回目の施術・・・・・
右股関節の硬縮は解除されていた。可動域0から、可動域は正常に!! 回内回外でまだ痛みあり・・・
肩の施術・・・・上腕骨のすべりはある!!胸筋群の硬縮が手を上げれない要因の一つ。
ホントにゆっくりと上腕を回内回外させながら、脳をだましだまし、外転180度まで持って行けた。
ゆっくり過ぎては、私にはツライ施術。
伝達速度の速い、筋紡錘や腱受容器、メカのリセプターなどの1a や1bで、伝達速度の遅い痛覚のⅢ,Ⅳを打ち消している。
柔らかく触ることで、触覚Ⅱも刺激している。
何故スピードがゆっくりか?? これも意味がある!!
肩関節包内の圧の変動を最小限に迎えるためである。
臥位で上がるようになっても、重力下では挙がらないかもしれない。
施術の最後に座位で腕を挙げてもらう。
…外転180度・・・・(祝
80歳過ぎの患者さんだが、50肩の初期症状に似ていた。
今回は症状はひどくても、簡単な症例である。
まだまだ、簡単に治せない症例が多くある、日々努力である!!

「バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える。」
稲盛さんが言われている上記が、ビジネスでも治療でも、基本だと思う!!
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