姿勢矯正のビフォーアフターの写真は10秒ぐらいの姿勢のコーチング(誘導)の後に撮っている。
みんな、自分の改善の写真を見て、「姿勢が綺麗になった!!」「ポッコリのお腹が凹んだ!!」「O脚が治った!!」・・・・と喜んでくれる。
皆様ご愁傷様です。・・・
自分の意識で自動的に、理想的な姿勢に移動できないと「せっかく綺麗になった体形」も、一瞬にして、元に戻ります。
身体能力の高い人は、意識すれば維持できます!!普通の人は3日坊主でしょう??WW
AKの本などに、「筋肉が姿勢を決定する。」などと書かれています。
実際は、「筋肉は姿位を決定する。」が、正しいでしょう。筋肉の作用により、いろんな姿勢にテンポラリーに、位置することができます。
正しく言えば「意識下での姿位を決定するのは筋肉である。」
お腹を突き出すこともできれば、凹ますことも筋肉の作用でできる。
姿勢矯正のビフォーアフターの写真は・・・・筋肉の作用によるものです。
それでは、構造的に、無意識化の姿勢を決定するのは何か?
答えは・・・・・・・「靭帯と関節包」の粘性です。
矯正前 矯正後
上記の写真はよくある姿勢矯正の例です。内で8年ぐらい前に撮った写真です。
矯正前も、矯正後も最悪です!!脊椎のS字カーブが全くありません!!
素人は「姿勢よくなった!!!重心線(赤のライン)が正常な位置を通過している!!」と喜びますが、
プロは今から姿勢の矯正が始まるスタートライン至った状態です。(汗)
上の写真は筋肉の作用によるもので、テンポラリーなもので、常に筋肉に負担がかかっています。
逆に矯正前の方が彼女にとっては楽な姿勢なのです。
ここで右の姿位が楽になるように矯正しないといけないのが「靭帯と関節包」なのです!!
私たちはふだん、無意識で立ったり座ったり、歩いたりしています。その時の姿勢は、靭帯と関節包にあるメカノリセプターが不随的(無意識)に調整しています。
不随運動を調整するために靭帯や関節包に働きかける必要があります。
これを理解するには、コンティアムメカニクスの中のリオロジーを勉強する必要があります。
各物質の変形の性質です。
筋肉はの性質は…ゴムやバネにたとえられます。靭帯や関節包は・・・・空気にたとえられます。
骨は鉄にたとえられます。
これを知らないことには、姿勢矯正をされる施術者のかたは、「何をやっているのか意味もわからずに骨盤や姿勢の矯正をやっていること」になります。
リオロジーの講義はまだやってないように思う??
3月24日にやります。
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