骨盤は生理周期に合わせて、開いたり閉じたりしているといわれています。
実際に骨盤は開いたり、閉じたりしているのでしょうか?
「骨盤が、仙腸関節や恥骨結合を介して、数ミリ以内で開いたり閉じている!!」・・
といわれるならば… YES 正解!!
「骨盤が、仙腸関節や恥骨結合を介して、数センチ単位で開いたり閉じたりしている!!」・・・
といわれるならば・・・NO 不正解 !!
生徒… でも・・・・・骨盤の横幅は生理周期によって確実に、数センチ広がったり閉じたりしています!!
私・・・・貴女の観察力は素晴らしい!!
実際に臀部の横幅は数センチ広がっています!!
しかし、それは骨盤が実際に広がっているのでしょうか??
骨盤は広がらなくても、大腿骨骨頭と骨盤の成す角度によって、大腿骨の大転子が、臀筋を横に広げ、お尻の幅を広くします!!
すなわち、お尻(臀筋)は生理周期によって広がりますが、骨盤はほとんど広がっていません!!
動いているのは大腿骨の骨とうの位置であり、骨盤はそれに連動して動いているだけで、骨盤自体は数センチの拡張収縮は起こっていません。
さて…股関節について勉強しなおしましょう!!
前捻角とは… 下記リンク参照
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11834812124.html
股関節の動きに対する骨盤の連動は?? 下記リンク参照
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11834812124.html
大腿骨大転子は通常、大腿骨骨頭の後方に位置します。
脚を内旋させると、大転子が前額面と水平になり、お尻の幅が広くなります!!

この股関節の動きが臀部を広くしたり、狭くしたりして、
あたかも、骨盤が数センチ動いているとプロを混乱させる原因となっています!!
上級の生徒…それでは、生理周期によって、レントゲンで坐骨が開いたり閉じたりして見えるのはなぜですか??
私…あなたはまだ2Dの世界に惑わされているのです!!レントゲンで診えているものは2Dです。
レントゲンは光のプロジェクションであり、ジオメトリー的な矛盾を多くおこします!!
下記リンク参照
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11852265309.html
これ等の現象を骨モデルを使って、簡単に立証することができます!!時々セミナーでしますので、お楽しみに!!
今日のブログは下記の連載のための準備運動です。
下半身が太くなる原因 ・・連載しています。
第一話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11894009825.html
第二話
http://ameblo.jp/creaidea/entry-11894407894.html
第三話
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