肩峰骨頭開離(AHI)の話のとき、「棘上筋が上腕骨骨頭を下に押し下げる!!」
と講師の先生が言われていた。
私…「イメージできない??」「棘上筋は、上腕の外転を手伝ったり、下制の抑制、骨頭を肩関節窩に引き付けるんでないの??」
「押し下げる??」
セミナー講師・・・・「棘上筋は上方よりも、側方から出ているので、骨頭を押し下げる作用がある!!」
自分の棘上筋を触診しても、棘上筋は上方から骨頭に停止している。
私…「横じゃないやっぱり上!!まだイメージできない!!」
回旋筋板の絵を診て、初めて、講師の言わんとしたことが診えてきた。
棘上筋は外転したり、骨頭を肩関節窩に引付け安定させる役割がある。
しかし、機能的なことではなく存在そのものが(静的な構造)が、重力圧として、「骨頭を押し下げている!!」ことがよく診えた。
肩峰があり、肩峰下苞があり、棘上筋がある。上から包み込む圧でAHIは正常を保っている。
下制筋群は(棘下、肩甲下筋、小円、大円・・・)は動きの中で、骨頭を下方、内方に引き寄せている。
講師の解説は解りにくかったが、やっと私はイメージできた。
結論としては、棘上筋の存在自体が骨頭を押し下げている!!
与えられた疑問は一つ一つ解決していくことで、新しい何かが診える!!
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