鎖骨は上下に大きく動くイメージしかなかったと思います。
上腕の外転時、外転90度を超えると胸鎖関節を支点として大きく回旋運動(Z軸)をします。
上腕の伸展屈曲時には、肩鎖関節と胸鎖関節の軸上(X軸)で、前方回旋、後方回旋しています。
最近発見した面白い鎖骨の動きが・・
上腕屈曲時、 鎖骨の前方移動(Z軸) 胸鎖関節 前方回旋(Y軸) X軸では後方。
上腕伸展時、 鎖骨の後方移動(Z軸) 胸鎖関節 前方回旋(Y軸)(書き間違えではありません。屈曲時と同じ)
X軸では後方。
回旋と同時に起こっていますが、胸郭との位置関係ではは、かなり大きく動いています。(5MM??)
外転時にも方向性においてかなり動いています。
4Dの世界なので、運動学の教科書には載っていません。
この時、鎖骨下筋もすごく活躍します!!
屈曲時 、弛緩し。 伸展時 収縮して、鎖骨と胸壁を近づけます!!
私も肩鎖関節を痛めたからまだまだ「肩の不思議」がいっぱい見つかりました!!

今朝も一時間ぐらいは自分の肩を触診していました。
「なぜ、腱板断裂が起こるか??」
「肩のすべり運動はどのような条件下で起こるか??」
など・・・・色々と考察してみました。
これらがわかってくれば、」50肩の発生機序などもわかってくると思います。
ここで書くか、セミナーでいつかやりたいと思います。
肩鎖関節脱臼に感謝!!
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