答えは、ロンドンオリンピックのコースにある。
コースはすべて時計回りで、急なカーブが多い。これは陸上競技のトラックと逆回りである。
ロンドンオリンピックのコースを逆回りに走ったらケニアの選手が優勝していたであろう!!
ウガンダ出身の金メダリストは、フォームに乱れがなかった。ケニアの選手は後半、首を右に傾けて走っていた。これが原因で左右のバランスを失ってしまった。
ケニアの銀メダリストは修正しようとして、右手をブラットたらし、左手の振り子の原理を使って、左に重心を寄せようと無意識にやっていた。
これは優勝したウガンダの選手も良くやっていた動作である。
ケニアの選手とウガンダの選手の差??
実績はケニアの選手が上だが、このコースでの勝負運を決めたのは彼らの腕振りにある!!
ケニアの選手は左右均等に腕を振っていた。ウガンダの選手は左腕の脇を右よりも開けて走る癖がある。
脇を開けた方に重心はよりやすい!!
ウガンダの選手が腕振りでバランスをとるのに対して、ケニアの選手は過剰な時計回りに対して、バランスをとるすべを持っていなかった!!そのため頭は過剰に右に傾いてしまった。
通常のマラソンコースは多くのコーナーを持っていない。
今回6位に入賞した中本選手は最後まで左右のバランスを保っていた。
身体の歪み(バランス)は、競技の結果を左右する原因の一つになる!!
コメントを残す