SOTテクニクとは日本語にすると、仙骨後頭骨技法です。創始者のディジョネットは頭蓋オステオパシーとカイロプラクティックを融合させました。
私がアメリカで勉強した時には、一番理論的でまともだと思いました!!
SOTは身体のゆがみのタイプを3カタゴリーに分けました。
カテゴリーⅠは硬膜のねじれにより骨盤が歪み。
カテゴリーⅡは仙腸関節の癒着により骨盤が歪み。
カテゴリーⅢは椎間板の変位により骨盤が歪み。
2つの三角形のブロックを骨盤下において、重力により時間をかけて矯正していました。
実際、「ボキボキ」するよりは、靭帯の粘性に働きかけるので、効果的な矯正法だと思います!!
SOTのブロックは骨盤だけに働きかけますが、クリエピローブロックは全身に働きかけます!!
上の写真は、2Dのカイロでいうと、W-ASの矯正になります。左右の坐骨を持ち上げ、重力で全身を矯正しています。
腰椎の反りすぎの人、すべり症の人、でっちりの人に効くブロキングです!!
上の写真は、W-PIの矯正になります。左右の 腸骨稜(PSIS)を持ち上げ、坐骨を下げます。上体を支えるクリエピローの脚部は閉じています。
腰部のカーブがない人、腰が丸くなっている老人、腰部に圧迫骨折のある人に効果的です。
上の写真PIASの骨盤の矯正になります。右のPSISを持ち上げ、右の坐骨を下げる。(PIの矯正)
上のクリエピローの脚部をPSISの下にかませます。
左のPSISを下げ、右の坐骨を上げる。(Asの矯正)
下のクリエピローの脚部を右の坐骨の下にかまします。
SOTのブロッキングより複雑になりますが、SOTよりも気持ちよく!!全身を矯正できます。
次回はクリエピローによるマッケンジーテクニックを紹介いたします!!
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