「腹が痛い!!」と言ってる人は、手をお腹に当て、前かがみになります。
前かがみになることで、血管が拡張し、内臓の血流が良くなります。
痛いところを治そうとする自己防衛本能です。
「腰が痛い!!」と言っている人は、手を腰に当てて前かがみになります。
「あれ??」・・・勘がいい人なら・・・・「腰が痛いのだったら、腰の血流を良くするために腰を反った方がいいのではない??」と思います。
そう考えた人は鋭いです!!
実際に、マッケンジー体操
などが存在します。
確かに治る人も多くいると思います。
しかし、私はこの体操の理論に納得がいかないので、使いません。また、起こりえるリスクを考えると、(症状の悪化)…もう少しソフトな手法を用います。安全策で行きます!!
本題に戻ります。「なぜ、ぎっくり腰の人は前かがみになるか?」
「腰が痛い!!」と激痛を感じた時、自己防衛本能で、腸腰筋が硬縮します。
これは頭を怪我しても腕を怪我しても、痛い思いをすると反射的に人間は身の危険を感じダンゴムシのように丸くなります。
手足を犠牲にして大事な内臓を守ろうとする反射です。もちろん、腰や背中も犠牲にされます。
その時に一番収縮するのが大腰筋です。
大腰筋が、収縮した後にすぐに緩めばいいのですが…・時間がたつと硬縮してしまい自分の意志では緩まなくなります。
ぎっくり腰で腰が反れない原因は屈筋群の大腰筋の硬縮などにあります。
そして、負の連鎖が始まる。・・・・・発痛物質⇒むくみ⇒表層の周辺筋まで硬縮…腰部は血行不良か、炎症…ここまで来たら歩くのも困難になります。
腰は反った方が腰や背中の血流はよくなり、背中の筋肉も緩みます。
しかし、ぎっくり腰の激痛により、命の危険を感じた身体は、命を守るために丸くなってしまうのです。
治療法は「もう危険は過ぎ去ったよ!!」「そろそろ緩みましょうか!!」と大腰筋に話しかけてあげるとよいです。
筋肉がイメージできないとこの技は使えないかもしれない!!
ぎっくり腰について不思議に思うこと、疑問に思うことがあっら気軽に質問してください。
あとネタが3つぐらいしかない。
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