頭蓋療法は方向性が大事?

子供の頭を撫でるとき、前から後ろに撫でたほうがよい!!

猫の背中を撫でるとき、毛並みに沿って撫でると

猫は気持ちよくがるが、毛並みに逆らって撫でるとあまり良い顔をしない!!

人間の頭蓋療法に当てはめると、頭部に対する強弱よりも、方向性が重要になる。

微圧で調子悪くなる人が多いですが、強圧でも気分悪くなる人も良くいるようだ。

方向性を間違えてやることが、一つの要因である。

頭蓋と全身の連動で吸気が優位な状態なのに、吸気を誘導すると、

頭部は膨張し、過呼吸状態で気分が悪くなる可能性がある。

4DSの頭蓋には、呼気と吸気誘導の大泉門(頭のてっぺん)の矯正法がある。

後頭骨や側頭骨にも、呼気と吸気の誘導法がある。

その患者さんの状況によって方向性を変えます。

何も考えずにやるのではなく、患者さんの体を観察しながら

その方向性を変えてあげる。

この業界、「自然治癒力に任せる!!」から上部頸椎の矯正だけしとけば大丈夫だ!!

というような習慣がある。

開放制骨折で、骨が出てるのに、上部頸椎の矯正をしとけばよ!! ようなことを、

他の症状でもよくいう!!

生きていること自体で自然治癒力は十分発揮されている♪

症状は自然治癒力の機能の一つでその警告のための機能かもしれない♪