理想的な姿勢は、なるべく筋肉を使わない省エネの鉛直姿勢です。
鉛直という言葉あまり聞きなれないですよね。
もっとわかりやすく言うと
「床面が水平な場合、床面に対して垂直に立つよいうことです。」
床面に対して直角(90度)に立つ。
前傾姿勢は、床面に対して前方に85度の姿勢で立つ。
イラスト必
前傾姿勢では、重心から前方に外れるためそれを支えるために
筋肉で支えないと立つことができません。
でも鉛直な姿勢は、筋肉をあまり使わなくてもまっすぐ立つことができます。
例えば、 5つくらいの大小の石を積み上げた写真を見たことがありますか?
何の支えもなく重力だけで立っているのです。
これが理想的な姿勢のイメージです。 足の上に骨盤が乗って、そこに胸郭(肋骨)が乗る、そして最後に頭が乗っかっている状態です。
これだと筋肉に負担をかけていないので、肩こりや腰痛にもなりにくい姿勢です。
逆に前傾姿勢だと、体を支えるために背中全体の筋肉だけでなく、足の筋肉も最大限に使わなくてはいけません。
前傾姿勢は肩こり、腰痛、もちろん足や膝、内臓に至るまでいろんな障害を起こす原因となります。