認識療法とは??

どんな優れた手技でも、認識療法やっていいなかったら、ただのマッサージと同じである。


認識療法は誰でもやっていることで、患者さんに、施術前、と施術後の症状の改善を認識してもらうことです。


別に症状だけでなく、「可動域の改善、姿勢の改善、感覚器の改善」別に何でもいいのです。


患者さんが以前より何かが変わってよくなったと思うことを患者さんが感じて、認識してもらうことです。


認識療法は、施術の中に「検査、報告、施術、患者さんへの確認、患者さんへの認識。」を施術の中に意識的に組み入れていく療法です。


検査は痛みの誘発テストや関節の可動域検査でも、なんでもいいのです。




鍼灸師の手技であれば、・・・指先や、足先のツボを押して、首の回旋を改善させたり、寝違いの痛みを消失させ、患者さんに改善したか?  確認してもらう。


一時的でも良いので、改善を患者さんに認識してもらえばいいのです。


鍼を使うならば、針を数本どこかにうって、痛みの軽減や可動域の改善を患者さんに認識してもらいます。


施術家ならだれでもやっていることなのですが・・・・中には、やってないない人もいるのです。


せっかく施術しても、検査と認識が抜けている場合、「ぁ――もったいない!!」と他の人の施術を診ていて思う事があります。

4DSでは、意図的に施術の中に認識療法がちりばめられています。


初診の患者さんには「検査、患者さんへの報告、施術、認識」の作業を何か所もします。


施術はその繰り返しです!!



後は患者さんに適応した施術や検査を使うことです。


治療家やアスリートなどには空間技やエネルギーワークが有効ですが、


90歳の人に、空間技やエネルギーワークは有効的でないです。5感が衰えていますので・・


解り易い鍼灸などの強い刺激が有効です。


4DSの認識療法は、シンプルな流れの中で「検査、報告、施術、認識」をしています。

予測して行動しているので段取りが良いです♪♪

質問にあった「ぎっくり腰のケース」など、ほとんど、認識療法だけしかしていません。


後はうつ伏せや仰向けができない患者さんをどのように誘導して、検査、施術する肢位に持って行くかです。