今晩、飲み会の予約があったのだが、転んで肩が上がらないという患者さんの予約をスタッフが時間外で入れため、飲み会遅刻で施術する。
話をよく聞くと、昨日、転んで発症し、整形に行ったが、亜脱臼と言われ整復はなかったようだ。
鎮痛剤だけもらったそうだが、腕は上がらない。痛くない範囲でよく動かすように言われたが、顔も洗えない、歯も磨けない状態。
上腕骨頭の可動性が失われていたので、ヒポクラテスで整復。
骨頭が動くようになる。そして腕も上に動くようになったが、三角筋に激痛有り。
一つの筋肉にではなく、肩甲骨外縁にキネシオテープ、あと、大胸筋、僧帽筋にキネシオ。
自力で痛みなく、腕が上がるようになる。
前方拳上だけ無痛で、挙げれるようにしたが、あえて時間の関係で、外転と伸展は認識テストをしなかった。(汗
伸展運動はまだ痛かったかもしれない??キリの良いところで終わる必要がある。
「治った!!痛くない!!」・・・という良い気分で帰ってもらいたかったので…
ところで、脱臼などは応急処置が保険診療になるが、そのあとのケアーは医師の承諾がないと整復していけないことになってるらしい。
脱臼という診断も出てないし、順番逆なので、お金は入らないが、人助けができて、嬉しい限りである♪♪
脱臼を整復せずに病院送りにする柔整師が多い!!
脱臼は、牽引で簡単にはいるので、恐がらずに整復してから整形に送った方が、患者さんのためにもなる♪♪