上腕骨のZERO ポジションは、腕を斜め上に挙げるような位置で、肩の周りの筋肉が最も緊張の少ない状態となります。
この動作は、4つ脚で猫や犬が走るとき、前足を前に出し地面をける直前の姿勢のポジションでもあります。
解剖軸と機能軸が一致し、肩周辺の筋のバランスが一番良いポジションです。
例えば、腕が下がりすぎると上部の僧帽筋が伸長され、γニューローンが働き、筋収縮を起こします。
腕が上がりすぎると、肩甲下筋、小円筋、大円筋などが伸長され筋緊張を起こします。

ゼロポジション下記参照 、写真下記より
http://www.geocities.co.jp/Athlete-Athene/7907/kikou/zeroposi.html
それでは、腕を下におろした時の肩甲骨のゼロポジションはどこにあるのでしょうか??
周辺の筋に一番負担のかからない肩甲骨の位置です!!
巻き肩の位置であることは間違いないのですが、!!
巻き肩の位置での肩甲骨のZ軸上の角度は? Y軸の回旋とトランズは? X軸の回旋とトランズは??
最近わかってきたのですが今までの常識と180度ちがい、もっと外側で上方回旋していたほうが肩周辺筋のバランスがとれていることが解りました。
肩コリなどは肩甲骨のゼロポジションに肩甲骨をセットするだけで、ずいぶんと軽減されるでしょう。
肩甲骨の理想的な位置は数字で、示される時がもうすぐきます!!
自然の神秘!!と 筋の神秘!!が人体の機能構造に生かされてることに魅了されます(^^♪
つづく
肩甲骨革命は、連載されています。下記リンク詳細