当初は肘井先生が堀先生と会おうというところから、
どうせ岡山で会うなら肘井先生を海外に紹介する企画にしましょう、という流れになったそうです。
堀先生はアメリカで学んだD.C.（ドクター・オブ・カイロプラクティック）であり、
本格的に海外の手技療法を学び、その後日本の整体からも学んだ経験から、
「日本の手技療法のレベルはすごい！」
「海外の人は日本の手技療法家から学ぶべき！」
「日本の治療家代表として肘井先生を海外の治療家に発信しよう！」
とのことで海外向けDVDの撮影のセミナーの予定でした。

そのうち参加表明してくださる先生が増え、講師陣が予想以上に凄まじいことになってきて、治療と武術のフェスのような様相も呈していました。
熊本の復興支援セミナーが素晴らしかったので、そのような治療家が集まる場を作りたかったと聞いています。

しかしこの度、西日本豪雨がおこり、多くの被害が出てしまいました。
数多くの方が亡くなられ、また行方不明になり、家や田畑が壊滅的な被害を受けた方も多くおられ、復興への道のりは険しく、みんなで被災地を支援する必要がある状況です。
岡山県在住の堀先生は「このようななかで治療家にできることは…」と急遽セミナーの趣旨を変更、そして復興支援を目的とするセミナーとなりました。

肘井先生は今年５月の第３回熊本地震復興支援セミナーにも講師として「希望」という技をお伝えしたと聞いています。
私も後に学んだのですが、支えあう、助け合う、ということを治療の技に入れた感動的な術です。
今回の復興支援セミナーでも肘井先生からは何が出てくるのか…きっと貴重な経験になるでしょう。

長年学んでいる先生が多いので、私が紹介文を書かせていただくのは気が引けるのですが、
今回はじめて肘井先生に興味を持たれている方にも、少しでも素晴らしさが伝わればいいなと思い書いています。

堀先生からよく「肘井先生は器が大きい」ということを私は聞いておりました。
セミナーに参加してその言葉の意味がなんとなくわかりました。多くの先生方が師と仰ぐのがわかります。
人々を受け入れ、ご縁をつなぎ、さらに広げていくような学びがありました。
技術が人生論のようになっている、とも感じました。

中国地方水害復興支援セミナーで肘井先生から学ぶのはとても価値のあることと思い、楽しみにしています。　　紹介文　BY　小和瀬先生。

肘井先生からのメッセージ・・・

BHS療法の肘井です。

最初私が作って以前の会の時岡山で3回ほどセミナーをやったのですが、その時に掘先生が3回とも参加して頂きそれからのおつきあいですからかれこれ、5年くらいのおつきあいでしょうか！？

今回の企画も以前より岡山でセミナーをやってくれませんか？と言われてまして、また海外向けのDVDを出したい！と奇特な事を言われてまして、今回このセミナーが実現しましたが、今回は急遽、復興支援セミナーになり逆に微力も微力でありますが少しでも何かお役に立てることを感謝申し上げます。

堀先生ありがとうございます。