セールストークでよく使われる「一瞬で肩こりが取れる体操や治療」は果たしてあるのか??
その意味は「一瞬で硬かった筋肉は、柔らかくなる!!」です。
一生涯、肩こりが治るということではありません。
腕をゼロポジションに近づけると、自然に肩の筋肉(僧帽筋)は緩んで柔らかくなります。
20年も前から、施術家は知っていました。
しかし、筋肉が緩んだ=肩こりが取れる。 ではないのです。
プロはこんなこと当たり前と分かっています。
痛みとは、そこに凝りがあろうが、なかろうが、発生するのです。
戦争で腕を失った人が、そこに存在しない腕が痛いという幻想痛に類似します。
「肩や首が全く凝ってない人が首や肩が痛い!!」と時々来られます。

素人は、「偉い先生が言っているのだから、、肩こりが一発で治る!!」と信じるのですが、また肩こりが治らない人々が続出します。
患者さん・・・「セルフケアーを毎日しても、肩こりが治らないんですけど」…というと、
先生・・・「セルフケアーのやり方を間違っている!!」
または、「痛みや、症状に焦点を合わせるな!!」と言われる。
私…それって責任転換じゃないですか??
「あなたの病気が治らないのは、まだ信仰が足りないから!!」とか
「まだ行いが悪いから!!」とかそれにそっくりです。
慢性の肩こりや、慢性の腰痛を改善するにはまだ根本的な姿勢や呼吸、痛みに対する意識を変えていかなければなりません!!
しかし…「信じれば救われる!!」という言葉があるように、本当に心から信じたらプラシーボが働き症状改善もあります(^^♪
ある療法の機能構造的な理論の間違いについて書きます(^^♪
続く・・・