小脳と眼球運動の関係

昨日、数人の生徒が両目を上方に向けたとき、右目だけが内上方に動いていた。

これはよくあるパターンで、地球の地軸が関係している。

まず頭部を、右に側屈したら、眼球は左回旋し、目の位置を常に正面位維持しようとする。

逆に、左に頭部を側屈したら、眼球は右回旋する。この作用を前庭動眼反射
という。

頭位が正中上にあるとき、上を診ると、両目とも、上直筋により、真上方向に黒目は動く。

クリエのブログ

自然頭位が右側屈位にあるとき、上直筋だけでなく下斜筋も作用する。これは前庭動眼反射によるは普通の反動である。

左右とも、作用しているが、白目と黒目の位置関係で、左は外上方に動いているが、まっすぐ上を向いたように診えて、右だけ内上方に動いていることがはっきりわかる。

このような人は、小脳や三半規管または眼筋脳神経に問題fがあるわけでなく、ただ単に頭位が側屈にあると判断した方が良い。

頭部の固定の、前庭動眼反射に、目を動かすことによる、新たな前庭動眼反射が加わった状態だと把握すればよい。

生体物理学と、神経学を組み合わせるといろんな謎が解けてくる!!

・・・・・・「実に面白い!!」

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